氷見なんだから当然地物なんでしょ・・!?

そんな幻想は捨てて下さい。氷見にはそのロケーションとネームバリューを利用し、素知らぬ顔で外国産の冷凍品を販売する寿司店があります。店側は地物を謳っていないので「嘘」には該当しませんが、客は氷見産と信じて口にする訳です。

キトキト・・氷見前・・。ロケーションとネーミングの妙。「キトキト」とは本来新鮮、という意味です。外国の冷凍品に「キトキト」なんてあるんでしょうか!?

ではなぜ魚が豊富と言われる氷見に於いてそのようなことをするのでしょうか?それは海鳴り次第の天然魚を当てにしていては、価格面でも仕入れ面でも商売が成り立たないからなのです。これはある意味大衆大型店の宿命ともいえます。だから安いのです。

産地が気になるのなら、お店の人に聞いてみましょう。正直に答えてくれるならいいですが、大抵の場合、甘エビは北洋の冷凍品、サヨリは中国から、イカはミャンマー、タコはモーリタニアから、ヒラメやエンガワは外国産のカレイだったりします。カニの味噌汁でよく見かけるワタリガニはバーレーン産ですよ。

当店では特別なことがない限りこれらの魚介類は氷見/富山産を使っています。

当店はせっかく氷見にいらっしゃったのですから、氷見の・富山の魚介をぜひ召し上がっていただきたいだけなのです。他店舗でも構いません。ぜひ地魚を扱うお店で富山湾の魚を一度お召し上がりになってはいかがでしょうか?